ロシア国立ノボシビルスクバレエ団

новосибирский государственный академический театр оперы и балета

ノボシビルスクバレエ団の魅力

ロシア国立ノボシビルスク・オペラ・バレエ劇場は、世界的に名高いロシア・バレエ界においても、モスクワのボリショイ劇場、サンクト・ペテルブルグのマリインスキー劇場(旧名キーロフ劇場)と並ぶロシア3大バレエ劇場の一つとされ、バレエ大国であるロシア国内のみならず、世界的にも非常に高い評価を得ている。 この劇場の客席数は2800席にも達し、ロシアではボリショイ劇場、マリインスキー劇場を抜いて第一位、世界的にも第三位の規模を誇っている。

第二次世界大戦前、グリンベルグによって設計されたこの劇場は、当初科学文化ホールとして計画されたが、途中でオペラ・バレエ劇場に変更され1944年に国立劇場の許可を受け、翌年45年、大戦終了と同時に落成した。 バレエの初舞台はグリンカのミハイル・モイセエフ振り付けによる「海賊」である。



この劇場を本拠地に活動を繰り広げるノボシビルスク・バレエ団は、数あるロシア・バレエ団においても、ロシア・バレエの伝統をしなやかに継承しつつ、新しいものを積極的に取り入れており、ロシア国内のみならず、全世界的に見ても非常に高い評価を得ている。 同団は2002年度、ロシア全劇場を対象とした「第8回 黄金のマスク」(バレエ部門、オペラ部門、演劇部門、ミュージカル部門等々)と呼ばれるコンクールにおいて、「コッペリア」で参加、最優秀賞である『黄金のマスク賞』を受賞し、コッペリアの主役を踊った同団のプリマドンナ、アンナ・ジャロワが2002年度最優秀バレリーナ賞も受賞した。 このコンクールはロシア国内のみならず世界的に非常に価値のあるものであり、ロシア版グラミー賞とも言える同団の「黄金のマスク賞」受賞の結果は、世界各地のテレビや新聞等で報道された。 レパートリーは「白鳥の湖」、「くるみ割り人形」、「眠れる森の美女」、「ジゼル」等のロシア古典バレエの名作はもとより、2002年度黄金のマスク賞受賞の「コッペリア」他、優に30プログラムを超えており、今シーズンは「ドンキホーテ」、「バヤデルカ」の新作が予定されている。ノボシビルスクバレエ団はロシア国内において年間約100回の公演を行っている他、これまでにスペイン、ポルトガル、イタリア、フランス、エジプト、中国、台湾、マカオ等々で精力的に公演を行い、日本においてはオーケストラ抜きの約30名程で1998年、1999年に公演を行っている。

ノボシビルスク市は114年前に広大なロシアの大地を横切るシベリア鉄道のオビ川に橋を建設するために設置された街で、現在では人口約170万人を有するロシア第三の都市であり、学術研究都市アカデムゴロドクを有し、「シベリアの首都」と呼ばれている。 近年は北海道の札幌市と姉妹都市関係を結んでおり、様々な文化交流が行われている。


     演奏 : 国立ノボシビルスク・オペラ・バレエ管弦楽団

                   指揮: セルゲイ・カラーギン

ゴーリキー市生まれ。(現ニージニー・ノヴゴロド市) M.A. サモルコワに師事し、1970年ゴーリキー国立音楽院卒業。その後、レニングラード音楽院にてK.A. セミョーノフ他に師事し、同校卒業。 1975〜80年、レニングラード・マールイ劇場、80〜89年、カザン交響楽団、89〜91年、サンクト・ペテルブルグオペラ劇場、91年〜01年、サンクト・ペテルブルグ・マリインスキー劇場(旧名キーロフ劇場)にて指揮をし、2001年5月よりノボシビルスク・オペラ・バレエ劇場の首席指揮者となる。



プリマドンナ・芸術監督のご紹介

プリマドンナ:  アンナ・ジャロワ



1997年、ロシア国立ノボシビルスクバレエ学校卒業後、同団のソリストとなる。

  • レパートリーは、「白鳥の湖」のオデット/オディール、「くるみ割り人形」の王女、「眠れる森の美女」のオーロラ姫、「海賊」のグリナラ、「シェルフィード」のパ・ド・ドゥ、「スパルタクス」のフリージア、「ジゼル」のジゼル他、多数にも上る。
  • 2002年4月には、モスクワで行われた第8回「黄金のマスク賞」バレエ部門にて、コッペリアのスワニルダで出場し、最優秀バレリーナ賞を受賞した。

芸術監督:  セルゲイ・クルプコ



  • 1953年 ノボシビルスク市生まれ。
  • 1971年 ロシア国立ノボシビルスクバレエ学校入学。
  • 1981年 同校卒業。 同年ノボシビルスクバレエ団に入団。 

天性の陽気なキャラクターを発揮し、同劇場のソリストとして活躍する。 引退後はノボシビルスク・バレエ団のリハーサル教師を務め、その間に徐々に振り付け家関係の仕事にも参加している。 5年前からはエジプト国立劇場にて数年間振り付け家として活躍後、ノボシビルスクバレエ団のバレエ・マスターとして現在に至る。


黄金のマスク賞

The Golden Mask  National theater Award and Festival


黄金のマスク賞は、ロシアで最も高名な演劇賞で、この式典は、ロシア演劇界の主なイベントとなっている。この式典は1994年に設立され、国民とモスクワ市政のサポートを受けて組織されている。黄金のマスクは、演劇評論家・ジャーナリスト・演劇マネージャーなどが選抜した、その時輝いているオペラ・クラシックバレエ・モダンダンス・ミュージカルなどが競い合い、それぞれの部門で頂点を決めるという、大変特別な祭典なのである。賞は、ステージデザイナー・俳優・ディレクター・審査員などの演劇専門家の投票によって決定し、授与される。

1996年に黄金のマスクは全ロシアの祭典の地位に就き、黄金のマスクによって贈られた数々の賞は、近代ロシアの演劇界の発展に非常に大きな影響を与えている。

今までに、ガリーナ・ウラノワ、ミハイル・ウリヤノフ、ユーリー・リュビモフなどが黄金のマスク賞を受賞している。

2002年度の黄金のマスクにおいて、バレエ部門でロシア国立ノボシビルスクバレエ団が、最優秀バレリーナ賞をアンナ・ジャロワが受賞した。


■ くるみ割り人形 ■

              マーシャ:        アナスタシー・ダニロワ、マリア・シュレモワ

              くるみ割り人形:   ヴィタリー・ポロヴニコフ、エヴゲニー・グラシェンコ

               王女:         アンナ・ジャロワ、ナタリア・ヴェルシュク

              王子:         ヴィタリー・ポロヴニコフ、ウラジミール・グレゴーリェフ


■ コッペリア ■

              スワニルダ:      アンナ・ジャロワ、アナスタシー・ダニロワ

               フランツ:       デニス・ボルディアン、ウラジーミル・グレゴーリェフ



その他のノボシビルスクバレエ団のレパートリー

ジゼル、海賊(アダン)、ショピニアーナ(ショパン)、バヤデルカ、パキータ(ミンクス)、ボレロ(ラベル)、カルミナ・ブラーナ(カール・オルフ)、愛の伝説(メリコフ)、スパルタカス(ハチャトリアン)、千夜一夜物語(アミロフ)、カルメン組曲(ビゼー/シェドリン)をはじめとする約30プログラム。ロシア国立ノボシビルスク・オペラ・バレエ劇場は、バレエ部門の他にオペラ、交響楽部門からなり、この3部門を合わせるとそのスタッフ数は1000名以上にも上る。


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